2012年2月9日木曜日

続・国防新戦略〜核の傘の下の平和憲法は偽善だ〜


「世界中の核施設は我が国の地雷である。」という 

パワーバランスを一変させ、

世界中から核保有が縮小されるような国防戦略。


の続編







平和であってほしい。平和であると信じていたい。けど、今日も、空を見上げれば戦闘機がスクランブルをかける。日本はこうしている間にも、世界中を放射能汚染に巻き込んでいるのだ。2012年現在の世界の火薬庫はここ日本だ!よもや2012年のベイルートが東京になるとは思いもしなかった、今、世界が最も注視している国、日本、イラン、そしてアメリカ合衆国なのだ。この3つの国の動向が世界を決めてしまう。これは冗談ではない!真実だ。自分は非暴力が理想の人間ではあるが、「社会民主主義にセレブマナコで寄りかかる、ヨーロッパかぶれの似非インテリに、この状態を回避できるだろうか?無理だ。とっととフランスへでも移住しろ!」と、自分自身を戒めてみる。すみません。でも、今、必要なのは、『回避』では無く、『創造と決断』なのだ。

『イラン外相、核査察に協力明言 ホルムズ海峡封鎖は否定』

昨今懸念されるホルムズ海峡の封鎖はイラン軍部側独断の「脅し」の側面が強いようだ。イラン外相は「すべての国の利益のため、我々は安全を守る責任がある」と発言。国際社会の制裁強化への対抗措置として、ラヒミ第1副大統領や軍高官らが警告していた海峡封鎖の可能性を否定した。これはイランが健全な法治国家であり、国際規約に準ずる姿勢を明確にしたもので、軍部の脅しはやはり米国(あるいは米国の原子力事業共同体)の意図的なエネルギー危機感の煽動であることを、暗に内外に示す狙いがあったと思われる。「我が国をスケープゴートにするな!」という意思であろう。だが、そういう煽動や圧力は今後も巧みに行われるものと思われる。脱原発を少し模索しはじめた日本財界への揺さぶりでもあるのだ。だからこそ、むしろ、日本は明確な意思を内外に示す時を迎えていると言える。 我々はこのまま、原発という経済的にも国防的にも完全に自国の安全にとって分の悪い構造に依存しつづけるのか?全く新しいビジョンを世界に示すのか?の答えをだす時期に来ているのだ。

たとえば、日本は脱原発を国際確約として明言。書面化し、遵守したら。それを持って、新非核3原則を草案(平和利用でも原子力の利用を認めない新原則)を世界に提示し、それをもって友好国イランをも説得したら?簡単に言えば、イランに非核の仲裁に入る条件として、同様の内容を米国にもつきつけるのという子供でもわかる筋を通したらどうか?「米国政府におかれましても、平和利用も含めた新非核原則を順守するよう求めます。それを拒否されるのなら、安保条約、及び、非武装の憲法を変えざる得ないです」と、言い切るのだ。流れとして、拒絶されるなら、我が国は安保撤回と同時に日本国憲法を再編し、9条の非武装をやめ!非核自主武装を再開すべきだ。
世界に先駆け、非核自主防衛国家を実現する。全く新しい独立国家の有り方だ。

1)自国の平和利用に至までの原子力利用をやめる事を土台に、
核の平和利用を推進するイラン(また他の国々)を説得する本旨とする。

2)同意が得られるなら、イラン(また他の国々)には今後、新エネルギー分野で全面的な協力関係を築きあげるとともに、化石燃料輸入に関する、新条約を締結する。これ以降、積極的に非核同盟国の推進を世界各国に向けてやる。

さらに極端に舵を切るならいっそ、新秩序に同意しない国家とは、軍事的同盟関係を破棄する。
こういう事を言い出しても世界は違和感を感じないほどの状態に、今の日本はあると思もう。
軍事的には、中国、米国に対して、完全中立になるが、いた仕方あるまい。
何故なら、中東化石燃料の確保は、国体維持だからだ。

わたしたちはこれまで、核の傘の下、平和憲法と平和を貪ってきたことを、
そろそろ自覚しないとならない。自分の国は、核を使わず、自分で守るのだ。

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