2012年2月3日金曜日

文句もいいが、誰かがなんとかしてなどくれないぜ?

個人的に都民として思うことをまとめてみました。
脱原発は実現したいです。でも、それは絵に描いた餅でも、
政治的気分でもありません。
脱原発の実現を有権者として言う以上は市民としての考えを明確にすべきです。

東京都民としては必ず実現したいこと。


1)都民としての、また、東京電力消費当事者としての、
  原発使用に関する「意思」を明確に提示すべきだ。
  被害者の観点からも、また、電力使用者としての観点からも、
  都民投票は実現すべきである


2)核燃料、放射線瓦礫、及び汚染廃棄物の処理に関しては、
  今回の事故に我々は主体責任は皆無だが、
  これまで東京電力の電力を使用してきた以上、道義的な間接責任はあると思う。
  よって、闇雲な拒否ではなく、安全性確保と明確な指針、
  及び計画の全面開示を前提に協力すべきであると思う。
  自分のした糞を人様に押し付ける様な対応はよくないと思う。


3)放射線汚染の状況に関しては、
  観測や計測が人体から環境における全てにおいて明確になされることが、
  今後、東京で暮らしていく上で必要不可欠である事を認識し、
  完全な放射線計測体制の確立を求め、また、協力したい。


4)放射線による疾病に関しては、保証範囲の拡大を求めるとともに、
  過去のデータ(チェルノブイリなどの)
  の東京都による積極的な収集と対応部署の設営を求めたい。


行政や警察、官僚の文句を言うのは易い。敵として、攻撃するのも、また、易い。
自分も東京電力(今度は嫌と言えない中小企業にしわ寄せの電気代上乗せの話があるが)
には憎悪以外思い浮かばないのも事実。


だが、憎んで討ち滅ぼすなら、それなりの筋と資格が必要だ。
自分自身の中の「何故?」を見つめることなくして、
どんな革新的な言動も(あるいは時と場合によっては暴力も)奮い立たせることなどできない。


住民無視&安全性確保を怠った「瓦礫の受け入れ」には反対だけど、
きちんと住民の理解を得て、安全性確保がなされた「瓦礫の受け入れ」には賛成です。
放射線を消す事ができない以上、保管管理的な処分以外に最善の処理方法が無いのだから。


これは、脱原発を実現する上で不可欠な現実です。


文句を言うにも資格ってぇものがあらぁね
http://www.youtube.com/watch?v=YUdN4SbZ_AA&feature=related

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